どうしました? 皮膚科

  やけど、湿疹、虫刺され、アトピー性皮膚炎、ニキビ、 蕁麻疹、乾燥性皮膚炎、 みずむし、いぼ、とびひ、など

やけど
  やけどの救急処置で一番重要なことは流水などでよく冷やす事です。
  急いで、水泡(水ぶくれ)を破らないようにして下さい。そして慌てないで専門施設を受診して下さい。
  専門施設を見分けるポイントとしましては、皮膚科、形成外科の両科がある施設です
  例えば、低温やけど(湯たんぽなどのやけど)などの場合、保存的(普通の軟膏治療)で治る事は少なく、治ったとして
  も傷跡、引き攣れが残る事が多く、形成外科的な処置が必要になる事が多いからです。

  ここでは最も重要なU度熱傷(水泡性熱傷)についてお話します。
  水ぶくれのできるようなやけどは2種類あります。浅いもの(真皮浅層熱傷)は2週間で治りますが、深いもの(真皮深層
  熱傷)は1ヶ月以上かかります。
  やけどは2週間以内に治さないと傷跡が残ります。
  治療法を間違えると浅いやけどを深くしてしまい、傷跡を残してしまう事があります。
  [たかがやけど、されどやけどと注意してください。

アトピー性皮膚炎
  簡単に言えば、子供の湿疹です、多くは乳幼児期に発症します。
  生まれつきの体質(アレルギー素因)にいくつかの原因(刺激など)が加わって発症します。すなわち単一のアレルゲン
  ではなく、多因性であると言われています。

  そのために総合的な生活指導(スキンケアを含めて)しています。
  例えば、・刺激の強い石鹸は使わない、・不規則な睡眠、食事を改める、・保湿剤によるスキンケア、などです。

  また当院では漢方治療も行っています。適切な漢方薬を使えば湿疹やかゆみを軽くする事が出来ます。
  最近マスコミなどでステロイド外用剤についての議論がなされています。特にステロイドの長期外用による皮膚の萎
  縮、非薄化などの副作用に注意しなければなりません。

  そして最近「プロトピック軟膏」という、画期的な治療薬が開発されました。
  これは、アトピーの過剰な免疫を抑えることによって皮膚炎を抑える外用薬で長期的な副作用がありません。
  就寝前に一日一回外用するだけでよいという塗り薬です。
  この新しい治療法も取り入れ、当院ではいろいろな治療法を組み合わせて、上手くアトピー性皮膚炎と付き合う方法を
  見つけています。

にきび
  思春期頃に発症する毛包脂腺系の慢性炎症疾患です。
  皮脂の中の中性脂肪がニキビ菌のリパーゼによって加水分解され遊離脂肪酸が作られこれが炎症(化膿)を起こしま
  す。

  原因としては、アトピーと同様に素因、ストレス、年齢、生理不順、外的刺激などが挙げられます。
  生活指導(洗顔方法、便秘の解消など)、外用療法、内服療法(ビタミンB,C、TC系の抗生物質、漢方など)、ピーリン
  グ等を組み合わせて総合的に治療を行います。

みずいぼ(伝染性軟属腫)
  アトピー性皮膚炎の子に多い傾向があります。
  放置していますと、湿疹様病変を生じる事がありますので、当院では麻酔のテープで無痛性に摘出しています。


お大事に 形成外科

  『形成外科とは先天性および後天性の身体外表の形、色の変化、すなわち醜状を対象とし、これを外科的手技により
   形態(美容)解剖学的に正常(美形)にすることを手段とし、その目的は個人を社会に適応させるものである』

  これは私の恩師である、前昭和大学形成外科教授(現名誉教授)の鬼塚卓弥先生が提唱したものです。
  恩師の教えに従い、形成外科は保険診療で行うものであると考え、当院では美容外科を標榜していません。

一般外傷(擦り傷、切り傷、切、挫創など)
  形成外科医は特殊な縫い方をして傷跡が残らないと言われる事がありますが、そんな事はありません。
  傷跡は残ります。(へェーと思われるかもしれませんが)ただ目立たないのです。

  理由を書けば長くなりますが、そのポイントとの1つとして形成外科医の技術としての「真皮縫合」が挙げられます。
  これは皮膚の真皮で皮膚表面を縫わないで良い程縫合するからです。そのため表面は細い糸で細かく縫うことが出
  来、結果として傷跡が目立たなくなります。

陥入爪(巻き爪)
  爪の側爪郭(爪の先端の横の部分)が皮膚に食い込み、炎症(化膿)を起こし、悪化すると肉芽を作ることがあります。
  原因としては、深爪、窮屈な靴(ハイヒール)、外傷、外反母趾などが挙げられます。
  治療は症例(患者さん)に応じてワイヤー法と手術療法を行っています。

  陥入爪の代表的な手術方法として、以前は恩師の鬼塚法で行っていましたが、その後改良を加え現在は陥入した爪
  母(陥入した爪の生えてくる基のみ)を切除する侵襲の少ない方法で行っています。

  東京逓信病院時代(H2〜H15年)年間約800〜1000例の手術を行っていましたが、その内50〜100例は陥入爪の手
  術でした。

ほくろ、いぼ、盛り上がったシミ
  医学的に言えば、色素細胞性母斑、脂漏性角化症などですが、稀に悪性化(基底細胞腫、有棘細胞癌)のこともあり
  ますので、当院では切除後必ず病理検査を行っています。

  トピックスでも書いていますが、原因の一つとして《日光》も考えられますので、小児、青年期の日光に対する啓蒙、
  生活指導も行っています。

皮下のシコリ
  粉瘤(アテローマ)、脂肪腫などが考えられます。
  粉瘤(アテローマ)は皮膚の粥状物質が詰まった物(油の粕の塊)、免疫が下がった時(体調が悪い時)に感染(化膿)
  を起こす事があり、感染を起こす前に摘出しますが、実際は感染(化膿)を起こして受診される患者さんが多いです。


お大事に 自費診療

ピアス
  24金の皮膚アレルギーの少ない医療用のピアスで行うだけでなく、その後の抗生物質、消毒剤もセットで処方してい
  ます。
  片側:5000円、両側:8000円

ケミカルピーリング
  酸を使って皮膚の表面を除去し、皮膚の活性化をうながし、シミ、にきびを改善する治療です。
  また厚くなった角層を滑らかにし、その後の有効成分が浸透しやすくなります。

イオン導入
  微弱電流により、溶液中のイオン化した薬剤を経皮的かつ無痛的に浸透させる方法です。
  美白作用のあるビタミンCとトラネキサム酸のダブル導入も行っています。

シワ治療について
  ●ヒアルロン酸の注入
    ヒアルロン酸について説明致しますと・・・・・
    皮膚の真皮の基質の主成分で、粘調性が強く、組織の可塑性を保つ働きがあるムコ多糖類です。
    その本来人間が持っているヒアルロン酸を注入する事によって、主に顔のシワを改善します。
    当院のヒアルロン酸は人間が持っているヒアルロン酸と同じ天然物質から作られ、アメリカFDAの許可、
    ヨーロッパCEマークを取得しています。
    50000円〜

「超音波イオン導入のお知らせ」があります。こちらをご覧ください (平成21年7月1日) 
  
しみの治療薬についての紹介

  ●ビタミンC誘導体ローション
    美白作用(メラニンの生成を抑制)、コラーゲン、エラスチンの生成を促進するビタミンC誘導体を配合したローション
    です。
    ビタミンCは不安定なため肌に入る前に大半が分解されます。
    ビタミンC誘導体は安定性が高く、肌に吸収されやすい性質があり吸収された後は、ビタミンCとして有効に作用す
    るように調合されたものです。
    5000円

  ●ヒドロキノン軟膏
    メラニンの生成を抑制するヒドロキノンを配合した軟膏。5%と高濃度(従来は、3%)に配合しています。
    3000円


お大事に レーザー治療の御案内 (平成18年11月より治療開始) 

  このたび、脱毛・シミの治療で好成績を挙げている米国キャンデラ社製 Gentle Lase(ジェントル レザー)を導入いたし
  ましたので御案内申し上げます。

  Gentle Lase(ジェントル レザー)の特徴について説明いたします

  1)世界に2台しかないFDA(米国食品医薬品局)により承認された
    脱毛レーザーです。
    又厚生労働省の薬事承認もされています。
  2)波長755ナノメートルのレーザーで、メラニンに吸収されやすい特長
    を持っています。
  3)レーザー光が毛組織に含まれるメラニンに吸収され、周囲の皮膚
    組織を傷つける事なく、毛組織を選択的に破壊する事で、安全に
    効果的な脱毛を行います。
  4)脱毛以外にも、表在性色素性疾患(老人性色素班、雀卵班)
    脂漏性角化症、などに有効です。
  5)メラニンの濃さにもよりますが、ほとんど1−3回のレーザー照射で
    満足な治療効果が得られます。

  ※残念ながら、太田母斑などの様な深在性色素性疾患には効果が
    劣ります。

レーザー脱毛
  最近話題のレーザー脱毛ですが、値段の高さ、通院回数そして施術後のトラブルの面で、患者様に負担が大きいもの
  でした。
  そこで当クリニックでは、患者様が安心して受けられる様に有効性、安全性(FDA承認、厚生労働省の薬事承認済)に
  優れた米国キャンデラ社製 Gentle Lase(ジェントル レザー)を導入しました。
  
   特徴
   1)痛みがほとんどなく、麻酔は必要ありません
   2)治療は短時間で終了します。(例:両ワキ5分)
   3)治療前後のケアが簡単です。

  ●他の施設では、1,2年間のフリーパスで行っている例が散見されますが、当クリニックは医療用のレーザーで、
    3回前後で脱毛出来ますので、フリーパスは行っておりません。結果的には確実に安全性も高く、安価です。
    例:ワキ・ヘソまわり・口まわり:10,000円

  ●その他、料金や詳しい内容については来院されて御相談下さい。

  ●ワキ・ヘソまわり・口まわりなどの範囲が狭い場合は予約なしですぐに出来る場合もあります。

  ●診療時間内(午前は11時30分まで、午後は5時30分まで)に受付を済ませるようお願いします。

  ●広範囲(ワキ・ヘソまわり・口まわり以外)を御希望の方は予約が必要になります。

  ●平日は14時もしくは14時30分から、土曜日は11時からの施術になります。

  ●時間などのご都合の悪い方は御相談下さい。

  ●レーザー脱毛を御希望の方は、当日受付で必ず「脱毛希望」の旨、お伝え願います。

しみに対するレーザー治療
  当クリニックのレーザーは、表在性色素性疾患(シミ、老人性色素班、雀卵班)脂漏性角化症などには有効ですが、
  深在性色素性疾患(太田母斑など)には効果が少ない事もあり、院長が診察してレーザー治療を行うか決定します。
  症例によりますが、1−3回のレーザー照射が必要になります。
  一部位:10,000円
  その他、料金や詳しい内容については来院されて御相談下さい。



お大事に 専門外来のご案内 

   当クリニックでは、患者様のニーズに応えるために、専門外来を開設しています。
    
   《次回予定》
   堀田 健人 医師  7月18日(土)
   栗原 香子 医師  7月25日(土)
   袖本 衣代 医師  7月4日(土)
   伊藤 恭子 医師  7月11日(土)
   
   ◆堀田 健人 医師 :皮膚科専門医、前東京逓信病院皮膚科医長
                 アトピー性皮膚炎、乾癬、にきび、爪水虫、皮膚科一般

   ◆栗原 香子 医師 :皮膚科専門医、前東京逓信病院皮膚科医師
                 美容皮膚科、アトピー性皮膚炎、にきび

   ◆袖本 衣代 医師 :皮膚科専門医、前東京逓信病院皮膚科医師
                 アトピー性皮膚炎、乾癬、ニキビ、小児皮膚科

   ◆伊藤 恭子 医師 :皮膚科専門医、前東京逓信病院皮膚科医師
                 アトピー性皮膚炎、乾癬、小児皮膚科

    当日は院長との2診になります。


お大事に インフルエンザワクチン接種のご案内 (平成20年版)

   インフルエンザワクチン接種の予約を開始いたします。
   接種は平成20年10月27日より、大人:3000円、小児:2500円、2回接種の場合2回目は2000円です。
   特に希望のある方には早期接種もいたしますのでご相談ください。


お大事に プロペシア(フィナステリド)について 

   壮年性(男性型)脱毛の治療薬であるプロペシアですが、壮年型脱毛の80%に有効との報告があります。

   この薬は元来前立腺肥大の薬でした。ある時、入院中の前立腺肥大の患者さんが退院する時に禿げていた
   髪の毛がフサフサになっていまして、何か発毛作用があるのではと調べられて世に出た薬です。

   私は治験に関与して、発毛の有効性、特に30,40歳代の若い方に著効を実感しています。
   
   費用ですが、保険外ですので自費となり月9000円弱掛かります。
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